about titp

技能実習制度について

技能実習制度とは

技能実習制度(TITP:Technical Intern Training Program)は、発展途上国の意欲ある若者を一定期間受入れ、日本の技術や知識を提供し、帰国後に母国の経済発展に役立ててもらう政府公認制度です。「人づくり」を通じて国際協力に貢献できるだけでなく、受け入れ企業にとっても、外国企業との関係強化、経営の国際化や社内の活性化など大きな成果につなげることができます。

この制度は法務省、外務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省の5省共管により設立された『公益財団法人国際研修協力機構(JITCO:ジツコ)』の指導に基づいて1991年から実施されており、今日までに延べ25万人を超える技能実習生が学んできました。

受入のメリット

企業による国際貢献

実習生の受け入れによって、技術や知識の移転を図ることは、やがて周辺アジア諸国の経済発展をもたらすと共に、日本として国際貢献への寄与につながります。

職場環境の活性化

来日する実習生は、自国の発展を願う意欲の高い若者が多いのが特長です。彼らのひたむきで、真面目に努力する姿勢は、職場に活力をもたらします。

国際化の推進

たとえ、実習生が帰国したとしてもそれで関係が終わるわけではありません。彼らと末永く交流を続けることで、諸外国の情報を吸収すれば、国際ビジネスへの足がかりになります。

国際交流の促進

実習生への指導や教育、語らいなどを通じて他国の文化と触れ合うことは、従業員の国際理解・交流を促し、ビジネスの視野を大きく広げることにつながります。

受入の流れ

実習生を受け入れるにあたって、組合ご加入から現地面接、そして実習生帰国までの一連の流れを当組合の職員から詳しくご案内させていただきます。 まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

step1実習ニーズの把握
  • お打ち合わせ、お申し込み
  • 職種の選考・受け入れ人数選考
step2書類選考・面接
  • 求人票の作成※1
  • 外国送り出し機関にて外国人技能実習生を選考
※1:受け入れ企業様にご準備いただく書類です
step3出入国手続き
  • 受入企業様による現地面接(組合による代行面接可能)送り出し機関による日本語教育※2
  • 在留資格許可申請、ビザ申請取得
※2:ご希望があれば、WEB面接の実施も可能です
step4技能実習1号(1年間)
  • 入国、空港へのお迎え
  • 集合講習(176時間)
  • 集合講習終了後、各実習先企業へ
step5技能実習2号(2年間)
  • 技能検定試験
  • 実習成果の評価(JITCO)
step6帰国

技能実習生の受入れに興味がある企業様は、お気軽にお問い合わせください。受け入れに必要な書類の申請や手続きについて、丁寧にご説明いたします。